「Project KV」の突然の中止を受け、熱心なファンたちが即座に結束。驚くほど似た名称のコミュニティ主導型ゲームを開発中。ファンの情熱に支えられたこの非営利プロジェクトの背景に迫る。
Project VK:Project KV中止から生まれたファンメイドゲーム
スタジオ・ヴィクンディが『Project VK』を公開
「Project KV」の中止を受け、ファンたちが非営利のコミュニティ主導型ゲーム「Project VK」を立ち上げた。9月8日、Project KVの終了と時を同じくして、スタジオ・ヴィクンディがTwitter(X)にて開発声明を発表。
「あのプロジェクトに影響を受けつつも、私たち開発チームは責任あるクリエイターとして円滑な開発を継続します」とスタジオは宣言。「Studio Vikundiは皆様の期待に応える作品をお届けする所存です」
続く投稿で「Project VKは熱心なファンによる完全オリジナルの非営利インディーゲームです」と説明。「ブルーアーカイブやProject KVとは一切関係ありません。Project KVチームの不適切な行為に失望した私たちは、倫理を遵守。既存の著作権を尊重した完全オリジナル作品です」
Project KVは9月8日、ブルーアーカイブとの類似性を巡る批判の高まりを受けて開発中止が発表された。一部開発者が過去にネクソンゲームズで同作に関わっていたことも問題に。武器を携えた女子学生たちが登場する「日本風都市」というコンセプトや、ビジュアル・音楽面での盗作疑惑が噴出した。
2ndティーザー公開から1週間後、Dynamis OneはTwitter(X)で謝罪文と共にプロジェクト中止を通告。論争の全容と批判の背景については、下記の特集記事で詳解しています!