早期の販売データによると、Nintendo Switch 2は同社のイギリス市場における過去最高のコンソール発売実績を達成し、従来の記録保持者であったNintendo 3DSを上回りました。
しかしThe Game BusinessがNielsenIQの販売データを引用した報告では、Switch 2のイギリス発売初動はPlayStation 4、PlayStation 5、Xbox Series X/Sの実績には及ばなかったとされています。
正式な販売台数は完全には開示されていませんが、イギリスにおけるSwitch 2の販売はすでに2011年のNintendo 3DS(11万3000台)を超えています。また、供給制約のあった2017年のSwitch初代(8万台)の2倍以上を記録したとの報告もあります。
任天堂は今回、初代SwitchやWiiのイギリス発売時に見られたハードウェア不足の問題をほぼ回避できており、過去のように顧客が数週間待たされる事態は発生していません。
なぜイギリス市場ではSwitch 2がPS4、Xbox Series X/S、さらには供給制約中のPS5をも上回れなかったのでしょうか。The Game Businessは、イギリス市場では従来からソニーとマイクロソフトのコンソールが強く浸透しているため、任天堂にとって難しい市場であると指摘しています。
この市場ではマルチコンソール所有率が高く、任天堂が明確にリードする地域(日本)やPlayStationがXboxを圧倒する地域と比べて、市場シェアがより均等に分散している特徴があります。
Nintendo Switch 2 システム&アクセサリーギャラリー
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Switch 2のイギリス価格も注目に値します。『マリオカートワールド』非同梱版が395.99ポンド、ゲーム同梱版が429.99ポンドで発売されました。
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任天堂は2026年3月までにSwitch 2を1500万台、ゲームソフトを4500万本販売する見込みです。アナリストはこの予想を控えめと見ていますが、任天堂は初代Switchの成功軌道を再現することを目指しています。
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